【未来工業】 トリッパー・VVF・IV線皮むき器【TOR-IV】
私が見つけた道具はこちらです。
VVF:1.6-2C~2.6-3Cまで対応
IV線: φ1.6・φ2.0・φ2.6
【推奨】ドリルチャック仕様・100V電動タイプ(無段変速タイプ )
※インパクトモード、インパクトドライバーでのご使用はできません。
VVFの皮むきも出来ますが、私はカッターナイフでやったほうが早いのでそうしています。
結論からいうと、この皮むき器は普段VVFケーブルやIV線を扱っている方なら絶対に1台は持っておいたほうがいい商品です!
理由1:皮むきにかかる時間が圧倒的に短縮!
この皮むき器を購入する前は、全てカッターナイフで作業していたのですが、両手で抱えて持つくらいの箱に入ったVVFケーブルを銅線まで剥くのに、約1日かかっていたのです。
それが、皮むき器を使うと半日もかからず終わってしまいます。
倍以上の時間短縮です。
理由2:皮むきがとにかく楽!
カッターナイフで作業していたときは、IV線のねじれを直してから線をなぞるようにカッターの刃を入れたあと、被覆と銅線を手で分けていました。
このカッター作業が地味に疲れるので、その作業がなくなるだけで手の負担が大分なくなります。
デメリットは金額が高いくらいで、そこを踏まえたとしてもやはり買って損することはないです!
・作業イメージ
トリッパー
実際に使っている様子です。
トリッパーを購入すると、抑えるためのクランプも一つ付いてくるのですが、私は台にビスで固定しています。
電動ドリルを回すトリガースイッチには、金物を挟んで手で押さえていなくても動くようにしています。
これで両手が空くので作業効率が上がります。オススメです。
ちょうどいい金物がない場合は、クランプを使うといいかもしれません。
残念ながら私の電動ドリルには、トリッパーに付いてくるクランプは小さすぎて合いませんでした…
IY線の皮むき
トリッパーを通した後のIY線の皮むきです。
線にはミシン目が付き、簡単に引き裂けます。
全部引き裂く必要はなく、先端を数センチ裂くだけで銅線をスルッと引き抜くことができます。
応用編
私の普段の流れは、仕事の作業ごとに出る廃棄電線をストリッパーなどを使い、下の写真のようにIY線の先を銅線が少し見えるくらいに剥いて、廃棄用の箱にためておきます。
そして、仕事が空いた隙間時間にカッターナイフでVVFケーブルを剥いてしまいます。
なぜこのようなことをするかというと、トリッパーに通した後に銅線が少し出ていると、ミシン目を裂く必要がまったくなく、銅線を引っ張るだけで剥けてしまいます。
ストリッパーを使わない場合でも、何割かは銅線が見えている状態になるのですが、ランダムなので効率は下がります。
下の動画は、銅線が見えている状態でトリッパーを通したものと、IV線を剥いているものです。「
いかがだったでしょうか?
私はこの商品を購入して2年半ほど経ちますが、詰まりも故障もなく使えています。
取扱説明書をしっかり読んで守りさえすれば、何年も長持ちして元はすぐに取れます。
そして、コンパクトで保管するにも邪魔になりません。
この皮むき器は、普段VVFケーブルやIV線を扱っている方なら絶対に1台は持っておいたほうがいい商品です!